メニュー

頭痛

ひと口に頭痛といっても様々なものがあります。大きく分けると以下の4つがあり、鍼灸治療では①~③の治療ができます。

  1. 片頭痛
  2. 緊張型頭痛
  3. 群発頭痛
  4. 症候性頭痛

1.片頭痛

頭の血管が拡張することが原因で起こるため「血管性頭痛」とも呼ばれます。血管が拡張すると、その血管を取り巻いている神経が刺激されるために痛みを感じるわけです。
月に1~2回、多い人では週に1~2回悩まされることもあります。
痛みの持続時間は1回につき数時間から長い場合は2~3日続くことも。

痛みの特徴

・脈拍に合わせてズキンズキン痛みます。
・頭の片側または両側が痛みます。
・吐き気や嘔吐、音や光に敏感になることがあります。
・身体を動かすと痛みが強くなります。

原因

血管が拡張し、周囲の神経が引っ張られることで痛みが起きます。原因として以下のことが誘引と言われていますが、わからない部分も多いです。

・飲酒
・ストレス
・睡眠不足など生活リズムの乱れ
・緊張状態から開放されたとき
・女性ホルモンの影響
・雑踏・騒音
・休日のぐうたら・寝すぎ(過度のリラックス)  など

2 緊張型頭痛

精神的なストレスや不自然な姿勢、疲労などが原因で起こる頭痛です。頭を締め付けられているような痛みがあり、いつからともなく長く持続します。首や肩こりもなどを伴うこともあり、頭痛の大半を占めます。

痛みの特徴

・主に後頭部から首筋にかけて、圧迫感や緊張感、頭重感を伴った痛みを感じます。
・頭を鉢巻で締め付けられるような痛みの場合もあります。
・いつとはなしに始まり、だらだらと持続します。
・頭痛に伴って肩や首筋のコリを伴うこともあります。

原因

・ストレス
・不安や抑うつ状態
・姿勢の悪さ
・目の疲れ、歯の噛み合わせ
・身体の歪み

3 群発頭痛

目のすぐ後ろにある血管が拡張し、炎症を起こすことで生じます。
いったん起こり始めると1~2ヵ月間、毎日のように襲われます(群発)が、その期間を過ぎれば全く頭痛は起こりません。
頻度は半年~3年に1回程度。
起こりやすい時間帯は睡眠中や起床時、リラックスしているときなど。
30歳以上の男性に多い頭痛です。

痛みの特徴

・目の奥をえぐられるような激しい痛みで、じっとしていられない痛みです。
・1回の頭痛は通常1時間程度で、ある期間の決まった時間に起こります。
・発作中、目が充血したり、涙が出たりすることがあります。

原因

片頭痛同様、原因ははっきりしていません。アルコールが誘因となることがあります。

4.症候性頭痛

脳の病気やなんらかの病気が原因となって起こる頭痛です。脳梗塞やくも膜下出血など命にかかわるものもあります。

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME